【インターネット】ネット情報は基本的に信じられない。

ネット情報というものは、誰でも書ける。
しかもそこに、批評が存在しない。

また、批評があったとしても、そのネットの批評は、もっと信じられない(笑)。
だから基本的に、ネット情報というものは信じてはいけない。

これが基本常識。

去年話題になったのが、グルメサイト「食べログ」でのやらせ投稿問題
だった。

■「食べログ」でやらせ投稿 39業者が順位上昇請け負う
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120105/crm12010507030006-n1.htm

これは、業者が、食べログという口コミサイトの評価を上げる内容を書き込む代わりに、お金を要求したという問題。

でも、業者ではなくても、自分の店の評価を上げるために、友達に「いいことを書いてくれよ」と頼むのは、別に不自然ではないよね。

ただ、頼まれた人も、店主が書いてほしいことを、ちゃんと書いてくれるとは限らない。
その店のことが、一番よくわかっているのは、店の経営者なんだから。

だから、ものすごく熱心な店主だったら、自分ひとりで、いろんな名前を使って、いい評価を書き込みたくなるだろう。

それに対して、その店がいいと思った人がたくさんいても、わざわざネットで、いい評価を書く人はほとんどいない。
お金もらえるならば別だけど(笑)。

また逆に、店に悪い印象を抱いても、普通の人は、自分の時間を使ってまで、わざわざネットで悪口を書いたりはしない。
ただ、二度とその店へ行かないだけ。

これは、ごく自然なことだ。

つまり、ある店に高い評価をしている人は、もともとおかしい(怪しい)。
逆に、ある店の悪口を書いている人も、わざわざそんなことをすること自体が、怪しいわけだ。

普通の人は、おいしい店をネットでほめたり、悪い店の悪口を書いたり、そんなことしない。

つまり、ネットの評価は、普通の人がやっているのではなくて、なにかの経済的利益を得るためにやっている。
当然、正しい評価ではない。

こう考えるのは、自然なことだね。

■「ヤフー知恵袋」でも専門業者が飲食店の依頼で“やらせ投稿”を行っていた。
http://blog.esuteru.com/archives/5721660.html

一回5000円で、やらせ投稿をしたそうだ。
こういう情報が一般に知られるとどうなるか?

普通の、善意の投稿者は、当然、「自分はタダで正直な、自分の感じた評価を書いていたが、損していたよ(涙)」と、がっかりする。

そうして、「これからは、タダでほめたりせず、お金をもらって評価を書こう」と、こうなるよね。
すると人間だから、「お金をもらえるならば、いい評価を書こう」と流れるよ。

実は、これが現代日本のメディアの本質だけどね(涙)。

そこまでは行かないにしても、「タダでほめるのは損だ」と考えるだろう。
すると、一般社会でも、「タダで評価を書くのは、馬鹿だ」と、こう流れるよ。

最終的には、評価を書き込むのは、お金をもらった人だけ。
お金ももらわずに、無料で、自分の正直な評価を書く人はいなくなる。

書く人がいるとしたら、おそらく、ものすごく偏った考えの人かな。
そんな人の書いたものを読んでも、役には立たないよね。

普通の人は、誰も、素直な評価を書かない。
最終的には、ネットの評価は、すべて、信じられない。

と、こうなるのが自然だ。

すでに、「ネットにある情報は、ほとんど信じられない」というのが、正常な人の共通認識だと思うよ。

例えば、海外旅行の話で信じられるのは、僕の「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」だけだ。
だって、このサイトは、僕の本当の体験と、僕が本当に考えたことだけで出来てる。

その基本思想は、「正しい海外個人旅行を伝えたい」という純粋な善意から出ているんだからね(笑)。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13820/1336128064/





藤江れいな・近野莉菜のまだまだこれからッ!

AKB48総選挙公式ガイドブック2012」を立ち読みした。

毒舌訳 哲学者の言葉 (有吉弘行)



「太平洋戦争 最後の証言」門田隆将 を読む。




山上たつひこ「半田溶助女狩り」