旅の基本は一人旅 SIMPLE ENGLISH テレビ 友達 「一発屋芸人列伝」 若者は傷つかない 日本の若い女の子 貧しくなった日本人
黒井戸殺しが癖に 炭水化物が人類を滅ぼす 「NMBとまなぶくん」 電話で話すことはない 旅仲間募集を疑え  出会い
婚活系ユーチューバー 選択肢が多すぎる 電話するときはメールで予約を取ってね

世界旅行者のひとりごと・目次 END // メインサイト「世界旅行者の部屋」  

□ 電話するときは、メールで予約を取ってね。2020/02/21

僕は一応ケータイ電話を持っていた。
でも、基本的に、自分から連絡を取ることはないので、受信専用だった。
だいたいケータイで話をする意味がないからね。
もともと固定電話があるわけだし。

基本的には、僕のファンの人妻さんとの連絡を取るためだけに使っていた。
いろんなことがあって別れたころ、そのケータイの電波がなくなってしまったようだ。
地下鉄に乗ると、乗客はほとんどスマホを見ているが、僕は意味があるとは思えない。
普通の人間が、スマホを見ているのは、一人ぼっちで文庫本を見ているのが恥ずかしいからかな。

そのあと、ある必要があって、3Gケータイを受信専用として使っていたが、その電波も今年使えなくなった(電波停派)。
でも受信専用なので、気にすることもなかったわけだが(笑)。
もともと僕が電話をかけること自体、ほとんどなかったわけだから、高い金を出して、ケータイやスマートフォンを使えるようにする意味もない。
ノートパソコンがあるんだからね。

僕の部屋には固定電話もあるが、掛ってくることはない。
なぜなら電話線を外してあるから(笑)。
電話線を繋げばもちろん(電話代は払ってあるから)電話を掛けられる。
これが一番気キモチノイイ使い方だと思うよ。

だいたい僕みたいな年寄りにかかってくる電話は、ほとんどが詐欺に決まっているしね。
だから今日(2020年2月21日)の昼下がりのような、気温が高くて、静かな午後は、心安らかに過ごせるわけだ。

僕の両親はなくなってしまったので、親戚と連絡を取ることもないし。
たまに昔の友人から、突然連絡がないかな、と思わないこともないが、なにしろ電話線を外してあるので、それもない(涙)。

ところで、僕に連絡を取りたいという人がいれば、電子メールでコンタクトを取ってくれればいいんだよ。
僕のサイトの「世界旅行者と連絡を取る」というページにメルアドが書いてあるので、どれに連絡をくれても、使えるはずです。
そうすれば、きちんと時間を指定して、電話に出られると思う。

最近は普通の人でも、誰からかかってきたかわからない固定電話には出ない、という人が増えているそうだ。
メールで時間を打ち合わせればいいんじゃないかな。

だから、何かあれば、メールで連絡ください。
別に会いたくないというわけじゃないんだからね。

□ 旅先で迷うのも結婚相手を決められないのも、選択肢が多すぎるから 2020/01/02

昔聞いたことだが、人間は結婚相手を選ぶときに、「知り合った異性5人の中から選ぶ」というものがあった。
それほど深くは考えず、そういうものだろうな、と思ったものだ。

人と人がある程度深く知り合うって、めったにないことだからね。
普通の人が知り合う人間関係は限られていて、その中で知り合った5人以下程度から一人に決めていたものだ。

まあ、学生時代の恋人、勤めた企業の社内恋愛、友達からの紹介、郷里からのお見合い。
あとテレビドラマであるような偶然の出会いもあるだろうが、そんなロマンスは現実には存在しない。

昔は、美人は結婚の条件になったことはなく、それほど美しさにはこだわらなかった。
正直、好きになれば、相手は美男美女に見えるものだからね。

昔は、結婚相手に美人という条件はつけなかったんじゃないかな。
ところが現在、ネットの婚活ユーチューバーの動画を見ていると、美人にこだわりがあるようだ。

でも僕のような古い人間に言わせると、結婚してもいい、結婚しようと決意したり、大好きになるときは、相手が美人という条件はそれほど重要視しないけどね。
それより精神的なつながりが大事だったのではないかな。

で、なぜ婚活で美人を求めるかというと、一つには日本女性に美人が多くなったから。
いまの日本女性は、若いときから体形に気を遣うし、お化粧も上手だ。

ほとんどの日本女性は、美人のカテゴリーに入るんじゃないかな。
すると、美人として女性を選択するのは、難しく、ほとんど意味がないことにならないかな。

つまり、結婚相手を選ぶのに美人という条件を入れることは、意味がないと思うのだが。
この話は長くなるので、今日はここまで。

□ 婚活系ユーチューバーは馬鹿ではないか(笑)。2019/09/21
僕はネットで、婚活アドバイザーの話をよく聞いていた。
それもどんどん淘汰されて行って、今は「大西明美」さんと、「工藤恵子」さんがメインだ。
大西さんは、話は面白く、基本的に知的なのだが、話が少し長くて、途中で疲れる。
工藤さんは、ガンガン迫力があって、どんどこどんと結婚させているようだ。
僕との関係でいえば、僕は結婚も離婚もしているので、今更結婚したいとも思わない。
だから「婚活サイト」を僕が見るのは、野次馬根性で、いまの婚活は大変だなーと感じているだけ。
婚活サイトは僕とは関係ないので、そこで語られる話は、他人ごとで、気楽に聞ける。
自分に関係ない人の心配というものは、しょせん他人事なので、結構楽しいものだ。
そういう婚活アドバイザーの人の動画を見ていたら、だんだん「婚活をしている一般人」の動画がユーチューブで引っかかるようになった。
普通の婚活をしている人が、その経験などを話したり、一般的な世間話をしているわけだ。
特に面白いわけではないが、暇潰しにはなるので、見たりしている。
ただ、他人が異性と付き合いがうまくいこうが、いくまいが、どうでもいい話だ。
そのどうでもいい話は、どうでもいい話だからこそ、暇つぶしの意味がある。
ところが数日前に、婚活系ユーチューバーの中で内輪もめが発生したらしく、誰かを非難したりしているようだ。
もともとどうでもいい話を気楽に聞いているのに、そこでもめ事があったら、僕は聞く気がないので、タイトルで中身を想像して、聞かないようにした。
ユーチューブの話は、しょせんどうでもいい内容なので、そこでケンカをしたら、読者が減ると考えないのかな。
もちろん炎上させて読者を増やすという戦略はあるわけだが、普通の人の好き嫌いで、どうでもいい話を炎上させるのは無理だと思うよ。
なにを言っているかわからない人がほとんどだと思うけれど、ネットにはどうでもいい話があふれているということですね。



□ 旅先の出会いは、女性をほめるのが基本。2019/09/06
ネットの旅仲間募集を見ていると、ピントがずれた募集をしているのに気が付く。
例えば40歳前後の中年男性が旅仲間を募集している場合、誰が考えても、30歳前後(できれば20歳代)のきれいな女性を求めているに決まっている。
これはよくある婚活サイトでも、そうらしい。
でも10歳以上も年上の男性と付き合うのは、婚活でもほとんど無理だとか。
それでは下心があまりにミエミエなので、「年齢性別不問」という募集をかける。
ただ残念ながら、30歳の女性が、40歳の中年男性と一緒に旅をしようと考えることはない。
まあこういうふうに、年齢で輪切りにして考えるのは、最近の風潮だろうね。
昔は、年齢なんかほとんど気にしなかった。
現代では、年齢、身長、年収、などで相手をランク付けて、そのあとで人柄を、考えるのだろうか。
それだと、人生がつまらなくなるんじゃないかな。
世の中は、あんまりまじめに考えないで、いい加減に生きていると、何とかなるものだ。
何とかならないならならないで、どうにかなる(どうにもならなければ、死ぬだけだ)。
人生はまじめに考えるだけ、無駄だと思うよ。
予期しない急病にかかって、あっという間にこの世を去ることだってあるだろう。
海外旅行に女の子と出たかったら、エッチのことは考えずに、友達として旅に出ればいい。
エッチをするかどうかもその場の雰囲気で、関係が続くかどうかも、成り行き任せがいい。
女の子と一緒に旅に出ても、エッチしなかったこともある。
旅先で出会って、友達付き合いをして、仲良く話をしているうちに、ベッドインしたこともある。
だから、計画を立てないのが正解なんだね。
とすると、旅の計画を立てて、旅仲間を募集するのは、根本的に誤っているということにならないかな。


□ 「あと一人」の旅仲間募集を、疑え。 2019/09/05
よくネットに、アメリカ大陸横断の旅仲間募集があります。
それが不思議なことに、どれも「キャンピングカーは予約済み」で、「既に7人集まっている」そして、「あと一人募集」となってます(笑)。

だいたい、いまの不景気な世の中で、一か月以上も休みを取って、長期旅行のお金を用意できる若者を、しかもアメリカ横断をしようと考える変な人を、7人も集められるはずがありません。
集められたとしても、キャンピングカーに8人も詰め込んで集団で旅をしたら、3日で仲間割れが起こります。
これが正常な大人の常識。
こんなオトギ話を信じられる人は、すぐに病院に行った方がいいでしょう。
その証拠に、どの旅行計画も、旅の報告がないままです。
知らない人と一緒に旅をすること自体が、間違いなんですよ。
一人で旅に出れば、旅先で出会いがあります。
掲示板で旅仲間を募集すると、若い女性が男性を募集しにくい?です。
が、実際の旅では、どんなことでも起こります。
男性が女性と仲良くなるのは当然です。
海外旅行中に恋人を作ったとか、結婚相手を見つけたという話は、ありふれています。
僕はインドのチェンナイで20歳のきれいな女性と出会って、ホテルの僕の部屋で、ビールを大量に飲みました。
翌日はポンディシェリーへ2人で観光に行きましたよ(興味がある人は、僕の旅行記をチェックしてください)。

つまり、旅を計画したり、ネットで旅仲間募集すること自体が、間違っているわけです。
海外旅行というものは、なにが起きるか予想のできない、わけのわからないものなんです(笑)。


□ 電話で話すことなんて、ないのでは。2019/08/23
東京の地下鉄で、僕は文庫本を読んでいるが、他の人たちは、ほとんどスマートフォンをいじっている。
マートフォンで意味のある情報が手に入るとは思えないけどね(笑)。

ほとんどは何か用事があるかのような振りをしているだけで、実際にやっていることは何もない。
スマートフォンを持っていて、スマートフォンを見ているという行為の中に、「私は(僕は)一人ぼっちではない」という主張を、一生懸命しているのだろう。

食事の時も、会社や学校の同僚と一緒に食事をしないと、仲間外れだとみなされてしまうとか。
とにかく現代日本人は、一人ぽっちの仲間外れでないことが、存在価値を示しているのだろう。

だから海外旅行に関する質問の掲示板も、旅仲間募集掲示板に変質してしまった。
旅仲間募集ならまだいいが、いまはもっとレベルが低くなって、旅先で食事をする仲間を募集している(涙)。

日本でも海外でも同じことだが、話をしてつまらない人間と、一定時間同じテーブルについて、同じ時間を共有しなければならないというのは、まさしく地獄だよ(笑)。

いまの日本人旅行者は、個人旅行をするだけの好奇心も度胸もなく、ただ海外の中途半端な街で、面白いかどうかわからない人間と(海外で出会う人間を掲示板で予約する人間に面白いやつがいるはずはないが)出会うことを予約して、「独りぼっちではない時間」をもとうとしている。

これは、意味もなくスマートフォンをいじっている心性と、同じものを感じるけれど、いかがでしょうか。


□ 「NMBとまなぶくん」をダメにしたのは、「アメトーク」だった。2019/06/30
いまも「カンテレ」で「NMBとまなぶくん」の見逃し放送をやっていて、今朝は関西のから揚げのレポートをやっていた。
本当にくだらない番組で、金もかかってないし、ひょっとしたら紹介した唐揚げ屋から金が出ているかもしれない。
関西の唐揚げ屋なんて、適当においしい店はたくさんあるだろうし、ラーメン屋だって、お菓子屋だって、いくらでもある。
NMBの女の子たちは、「食レポ」に慣れているから、どんな不味いものを食べても「おいしい」と言いうに決まっている。
無能なスタッフがわやわや集まって、こんな番組を作っていることは、製作者の恥ではないだろうか。
しかし先週の番組は、「長沼毅」が出てきて、ある程度面白かった。
以前は、大学教授や専門家が適当に出てきて、その個性が面白かった。
今でも覚えているのは、「食虫植物」を紹介した編集者だ。
イルカの研究者も面白かった。
「錯視」の先生も個性的だった。
また「まなぶくん」の世界各地の絶景を紹介した番組も、興味深かった。
いまは、そういう手の込んだ番組は作らず、関西のパン屋の紹介とか、スイーツの紹介とか、どれも血糖値をあげて健康に悪いものばかりだ。
昔45分番組でまなぶくんを放送していた時は、大人気で、視聴率で「アメトーク」を抜いたか抜かなかったか、そういう全盛期があった。
それで慌てたアメトークが手をまわして、まなぶくんの放送時間を短くし、内容も低下させたのだと考えている。
知識が増えること、新しいことを知ること、は常に刺激的で、人間にとってはおもしろいことだ。
しかし関西の(吉本の)お笑いというのは、基本的に「いじめ芸」なんだよね。
吉本の笑いというのは、これからの時代にはふさわしくないのだから、また関西の泥臭い環境で、細々と生きていけばいいだろう。
どちらにしても、僕はテレビを持ってないので、吉本の笑いなんか見ることはないんだけどね(笑)。
 「炭水化物が人類を滅ぼす」を読んで糖質制限やってみたら、体重が減り、血圧が正常になりました(実体験)。
     

糖質制限ダイエットは、すでに世に広く知られているようだ。
僕は日本のメディア(テレビ、ラジオ、新聞、週刊誌)を見てないので、糖質制限ダイエットの情報を入れたのは遅くて、去年の暮頃だったろうか。
もっと前だったような気もするが、そんなに昔の話ではない。
早くても、2018年の秋ごろだろう。
「炭水化物が人類を滅ぼす」というタイトルだった。
著者は医師の「夏井睦」という人だが、僕と似たような考え方(ユーモアのセンス)をしていて、信用できると感じた。
実は僕は、世界旅行をしているときから、ほとんど一日一食で生活をしていて、もともと食べ物へのこだわりはない。
だから、糖質制限ダイエットと類似の食生活を知らずに実践していたわけだ。
ただ、この本を読んで、「(糖質の多い)日本酒は飲まない」「ビールは糖質の少ないものにする」と決めた。
すると、体重がすぐに70キロを割った。
ちなみに僕の体重は、学生時代に重量挙げをしていたころが60キロ前後(63キロくらい)で、結婚したころは、幸せ太りで、すぐ70キロを越して75キロくらいが平常体重。
トレーニングに行かなくなって、一番多いときで、86キロくらいまで行ったと思う。
本を読んで、ビールを「糖質70パーセントオフ」(糖質0パーセントは高いので)にして、飲む量も意識して少なくしたら(それでも結構飲んでいるが)、体重は70キロを割った。
現在は、68.5キロ程度で安定している。
もう少し下げて65キロ程度にすれば、いいのかなという感じだ。
これは歳をとってきたので、体重を減らして、脚にかかる負担を減らした方が、将来寝たきりになる可能性を減らせると考えているせいだ。
それから血圧にも変化があったので、報告しておきます。
僕はもともと低血圧で、千駄ヶ谷の国立競技場のトレーニングジムに通ったり、広尾の日赤中央病院で献血していたころは、最高血圧で120程度だった。
それがビールばかり飲む生活で160程度まで行った。
血圧については、高くても気にする必要はないという本も読んで、納得しているので、それほど気にしてはいなかったが、高いよりは低い方がましなことは確かだ。
最近港区スポーツセンターに行ったときに、入り口の血圧測定器を試してみたら、最高血圧が132最低血圧が72だった。
あまりに低いので、機械がおかしいのかと、別のところで測ったら、最高血圧が127と出た。
血圧の数値に一喜一憂するのは意味がないが、全体的に下がったのは確かだ。
原因は糖質制限しか考えられないわけだから、糖質制限は確かに効果があると思う。
それから、糖質制限をしていると、自然と甘いものが欲しくなくなる。
お菓子を勧められても、全く食欲がわかないので、無理にではなく、すべてお断りしている。
それから、コーヒーに砂糖を入れるのが習慣だったが、だんだん砂糖を入れなくても、飲めるようになった。
だから確かに、炭水化物は人間にはもともと不要なのだと、考えている。
体重を減らしたい人には、糖質制限は間違いなく効果がありますから、試してみてはいかがでしょうか。
ただ、甘いものが大好きな女性が糖質制限できるかどうかは、僕には確信が持てません。

□ 「黒井戸殺し」を見るのが癖になった。
フジテレビでドラマ化されて放送された探偵小説「MURDER OF ROGER ACKROYD」、邦題「アクロイド殺し」「アクロイド殺人事件」。
これはアガサクリスティの探偵小説だ。
探偵小説としてのトリックに、意表を突いた点があるので、発表当時はいろいろと物議を醸したらしい。
僕の学生時代は、SFと推理小説が流行していたので、たいていの小説のトリックは、読む前から知っていたのではないかな。。
だから「アクロイド殺人事件」についても、最後に犯人がわかったところで、特に変だとは思わなかった。
探偵小説の読み方にも、本気で犯人を当てようとして真剣に読むタイプの人もいるだろう。
ただ、僕のように、本を読んでいて、作者の誘導のままに自然とトリックに引っかかって、素直に驚く人もいるわけだ。
そういう意味では、別に不満はない。
去年(2018年)、この小説がフジテレビで「黒井戸殺し」としてテレビドラマ化されると聞いた。
僕はテレビを持ってないので、見るのを諦めていたが、放送後1週間ネット上のあるサイトで見ることができると偶然知った。
それで放送終了後の1週間、ネットで見たわけだが、20回以上は繰り返したと思う。
それだけ見ても、全く飽きなかった。
一週間過ぎたら、無料で見ることができなくなった。
DVDが出れば、レンタルビデオを借りて、見ることもできるだろうと考えていた。
忘れたころ、レンタルビデオ店に「黒井戸殺し」が並んだ。
ただし、それほど人気がないと判断されたのか、店に1枚だけだった。
ファンはいるらしく、すぐに借り出されたが。
でも、ファンは2人だけだったようで、2週間すると、借り出し可能になった。
そこで、早速借りて、また10回くらい繰り返して見た。
返却しても、また見たくなって、3回ほど繰り返し借りた。
レンタルビデオだと返却しなければならないのが、負担だ。
それに「黒井戸殺し」は何度見ても飽きない。
ただDVDの値段が、3千円を超えているのが、貧乏な僕にはちょっとした問題だったけどね。
このDVDは何度も繰り返し見ているので、ストーリーは全部頭に入っている。
ドラマは全部で3時間弱あるが、いまでも一日に2回見たりしている。
昨日は繰り返して3回見た。
三谷幸喜の脚本だから、全体的にコメディタッチで、気楽に見られる。
僕が繰り返し見ているのは、全体的な雰囲気が気に入っているからだろう。
元AKB48の秋元才加が出ているのも、気に入っている。
執事の袴田役の藤井隆も、彼以外に考えられないはまり役だと思う。
「黒井戸殺し」は、面白かったが、同じ三谷作品の「オリエント急行殺人事件」は合わなかった。
ドラマがだらだらと長くて、しつこいと感じた。
合う合わないはあるにしても、アガサクリスティ作品を元にして、勝呂誉主人公で、年に一回ぐらい、ドラマを作ってくれないかな。
なかには、ガッカリしたりするものもあるだろうが。
年に一回の楽しみにはなるだろうしね。
「黒井戸殺し」は、とにかく傑作でした。
□ やはり日本人は貧しくなったんだろうね。
海外旅行掲示板を眺めていると、日本人が貧しくなったのを、痛切に感じる。
まずすぐわかることとして、長期の旅行に出ようとする人が減ってしまった。
本格的な海外旅行の基本はとにかく長く旅することだから、だから、その前提条件を満たしていないという点で、「海外個人旅行」とは呼べない。
現在では、普通のサラリーマンやOLさんが、会社の休みを利用して、2日とか3日の弾丸旅行をして、それを海外旅行と呼んでいる。
しかもその短期の旅行で何をするかというと、ただひたすら、日本の掲示板でダボハゼのように食いついてきた怪しげな(多分面白くない)人と、食事をする程度のことだ。
何の特徴もない普通の日本人と一緒に食事をしたところで、楽しい時間を過ごせることはない。
だったら、わざわざ海外に行かずに、東京の銀座ライオンででも、生ビールを飲んだ方が、ずっと手軽だ。
ちなみに僕の場合、「おごってくれるなら、銀座ライオンで飲んで旅の話をしてもいい」というのを、人生の基本にしています。
5千円程度で収まりますから、ボーナスが出た人なら、お気軽に連絡ください。
おごってくれたら、僕はだれとだって話を合わせることができます。
このやり方で、宝島社の取材も受けたし、アエラの編集者とも会った。
フランス在住の中国人女性からも連絡をもらって、ライオンでおごってもらった。
ライオンで軽く飲むのだったら、たいして金もかからないし、それより、話相手がつまらなかった時、「じゃあね」と簡単に別れられるよ。
世の中には、本当につまらない人間というものはいる。
海外旅行のいいところは、旅先で出会った人と、面白くないと見切りをつけたら、すぐに別れられるってことだ。
最近は面白くない人が多くなってきた。
海外に2、3日旅に出て、わざわざ海外で食事をするというのは、誰でもいいから話相手が欲しいという意味だろう。
本当は日本で会ってもいいんだろうが、海外で会うというのは、何かしら理由になると考えているようだ。
でも、日本人というのは、ほとんどが個性も何にもない凡庸な普通の日本人で、わざわざ海外で会って、食事をしたところで、面白くもなんともないよ。
特に変わったところもない、面白くもおかしくもない普通の人と、わざわざ海外で食事をしたところで、ちっとも面白くないだろう。
長期旅行でないんならば、旅は面白くなくなる。
ほんの数日の旅で、しかも計画を立てまくって、旅先で出会う人まで予約するというのは、全く旅とは関係のない話だ。
長期旅行というのは、予定通りに行かないものだから、旅としての意味があるわけだ。
でも近頃の海外旅行は、極端に短くて、旅先の出会いまでも予定に組み込んでいる。
その原因は、旅に使えるお金が減ってしまったからだろうね。
旅に使える時間も減ってしまった。
以前はなんやかんや言ってもお金はあったもので、海外旅行の途中で旅の目的を変更してして、長期滞在してしまったなんて、よくあったものだ。
普通のOLさんがスペイン旅行に行って、スペインが好きになって、日本に一度戻って身辺を整理して、スペインの大学に通い始めたなんて話も知っている。
僕自身も英国で英語の勉強をしていて、ついでにバルセロナでスペイン語学校に通って、それから北アフリカへ旅に出た。
そのあとは、糸が切れた凧みたくに、ふらふらと世界中を旅したわけだが。
僕が旅をしていた時代は、バブルの最盛期で、お金はどこからか沸いてくるものだったしね。
今の時代の海外旅行が、2泊や3泊でしかなくて、その楽しみが、つまらない日本人と海外で出会って、食事をするくらいだけだというのが、哀しい。
基本的には、日本人が貧乏になって、余裕がなくなってきたきたというのが、根本的な原因なんだよね(涙)。
□ 日本の若い女の子が、一人で旅に出る度胸がないのは、どうしたものだろう(涙)。
僕の体験では、昔の日本の女の子は勇敢で、度胸があったものだ。
一人旅に出る度胸があって、男性が怖がるところでも、どんなところでも行くというのが、日本女性の特徴だった。
僕のイメージでは、日本女性は一人旅でどこへでも行くものだった。
例えば、僕が最初の世界一周旅行でナイロビにいたころ、日本人の女の子がやってきてルワンダでゴリラを見たいと言った。
僕はナイロビに長期滞在していただけで、情報を集めているうちに怖くなって、アフリカをそれ以上見るつもりはなかったんだけどね。
まあその8年後、最初の世界一周が無事終了して、二回目の世界一周の時には、僕もアフリカ縦断をしたわけだが。
でも1988年の時点で、日本女性が一人で、ルワンダへゴリラを見に行くなんて、ビビりの僕には信じられなかった。
いまでは、いろんなツアーも出ているし、情報もたくさんあるし、現地の旅行状況も整備されているだろうから、旅行に問題はないだろうが。
でも最近は、「地球の歩き方」の掲示板を見る限り(笑)、冒険的な海外一人旅は無くなったようだ。
短期の旅行でも、旅の同行者を求め、食事相手を探している。
はっきりと、海外個人旅行の質が変化してしまったようだね。
現在の海外旅行者は、できるだけ短い期間で、有名どころの観光地を見て回るのがトレンドのようだ。
ただそのような短期旅行をいくら積み重ねても、本格的な海外個人旅行には近づけないけどね(笑)。
人生というものは本当に短い。
そして人生でやれることには限りがある。
本物の旅行者は、本物の旅行は一度だけで、あとは惰性だ。
僕の場合は、1987年9月から1990年5月までの僕の「最初の世界一周旅行」がメインだった。
あともいろいろな旅をしたが、世界旅行者の本質は、「最初の世界一周旅行」に尽きている。
しかも僕の世界一周旅行の時期は、日本のバブル時代から、共産圏の崩壊という歴史的な大転換点の時代だ。
ということは、僕の世界一周旅行は、記録に残す価値があるもので、僕の世界一周旅行を一巻本または分冊にして出版すれば売れると思うんだけどなー。
潰れそうな出版社は、社運をかけて、僕にご連絡ください。
□ 若いうちに、どんどんセックスする方が、人生の役に立つのでは??(特に女性は)
僕は「旅行哲学者」だが(なんじゃそりゃ?)、世界旅行主義の三位一体理論を提唱している。
三位一体理論とは、人生は旅であり、同時にセックスでもあるという奥深い理論だ。
単純明快に「人生=旅=セックス」ということ。
人生の問題を人生単独で考えると、難しくて訳がわからなくなる。
しかし、人生を考えずに、旅について考えればわかりやすく、セックスについて考えたら、さらに気持ちよく理解できる。
実は僕は、昔、この世界旅行主義を展開して、一部の頭の固い人たちから、顰蹙を買ったようなんだよね(涙)。
人生は、ほんとうに短い。
人はあっという間に歳をとってしまう。
それは、誰でも50歳を超えたら、実感することだろうけどね。
僕の場合は、50歳代はまだまだ元気で、気持ちは35歳だった。
僕は40歳を超えた時から、35歳で精神年齢は止まっていると考えていた。。
言う内容も変化していない。
が、歳をとって、体力がなくなれば、考え方も年寄りになるのは避けられない。
体力が落ちて、マヤのピラミッドに登るのを躊躇するようになった。
どんなに若いつもりでいても、実年齢には逆らえない。
僕も50歳までは元気いっぱいだったが、60歳を超えると確かにがくんと体力の衰えを感じる。
いまは美容も盛んだから、40歳でも50歳でも、きれいなままの女性も多い。
しかし、50歳で美人でも、いつかは、例えば60歳になればガクンと来るわけだね。
今は婚活がブームだが、婚活相談をYOUTUBEなんかで見てじっくり考えると、女性の売り時は30歳では遅くて、20歳代だね。
男性も35歳を過ぎたら、気持ちは若者でも、体力もあっても、もうおじさんだ。
まあ昔(僕の若いころ)は、大学や就職先で結婚相手を見つけて、男性でも30歳以前に結婚するのが常識だった。
僕自身も、27歳で結婚したからね。
その経験で行くと、30歳を超えたら結婚できなかっただろう。
若ければ決断力もあるから、「えーい結婚してしまえ!」と考えられるわけだ。
30歳を過ぎると、いろんな条件を考えて、決断できなくなる。
老後の生活設計なんかまじめに考えていたら、とてもとても簡単に結婚の決断はできない。
いま男女を問わず、中高年で独身の人が多いとか。
彼らはただ単純に、決断を先延ばしにしていただけなんだよ。
結局人生で何もせずに、何も残さずに、歳をとって、消えていくだけになる。
どんな美男子も美女も、年齢には勝てない。
しかも年齢は、後戻りできず、後悔しても仕方ない。
やはり一度は結婚したほうがいいし、それぐらいしか変わったことはないだろう。
だから、海外個人旅行に出て、少しは無鉄砲なことをした方がいい。
単純に言うと、若いうちに海外旅行でちょっと知り合っただけの人と、うっかりとセックスするようなことね。
そういうことをやっておけば、セックスに抵抗がなくなるので、長い性生活で、いろんなことができる。
互いに浮気をしたくらいでは、夫婦関係に問題は起こらない。
もともと日本人は、性についてモラルなどはなかった、いい加減な民族だったからね。
変なモラルにとらわれなければ、結婚しても浮気もできるし、そうなれば、人生は豊かになることだろう。
若い女性で、なかなかセックスができない(セックスのチャンスがない)という人は結構多いものだ。
間違ったタテマエだけの日本社会の倫理に、騙されてしまったんだよ。

25歳を過ぎて、性経験がない場合は、ずいぶん悩むみたいだ。
まじめにセックスのことを考えていくと、とても性行為はできない。
セックスは難しく考えないで、適当にやれば、気楽だ。
やはり、若さを理由にして、気楽にセックスをした方がいいだろう。
若いときは、なにをしても傷つかないからね。
なんでも若いうちに始めるのが人生のコツだ。

□ 「一発屋芸人列伝」(山田ルイ53世)を一気に読んだ。
図書館で読む本には3つのタイプがある。
一つは定番もので、何度も読んでいて安心できるもの。
例えば、アガサクリスティの探偵小説なんか。
その中でも、「アクロイド殺し」とか「ナイル殺人事件」とか「オリエント急行殺人事件」ね。
これらは特に読むものがないなーと感じた時に、暇つぶしに借りることにしている。
僕の場合はただ、常に本を読んでいるので、本の内容はどうでもいいんだ(笑)。
次は、新聞や週刊誌の書評でほめてある本。
面白そうな本ならば、その場で図書館にリクエストを入れる。

自分で買うことはないが、評判の本は、一応目を通しておきたいという気持ちがあるからね。
ただ、これをやると、リクエストした本が手許に届くまで、一年ほどかかることもあるんだ。
忘れたころに、図書館から連絡がある。
でもそれもなかなか趣があるわけで、気を入れて読むことになる(1年も待たされたら気が入るよね)。
その中の本で、「会話もメールも英語は3語で伝わります Simple English for Everyone」なんかは、なかなか本としては良かった。
ただ、その本を理解するためには、英語が深くわかってないといけないという根本的な問題があるわけだ。
著者は、英語の翻訳を仕事にしていて、日本語の面倒くさい表現をそのまま英語に訳すことができる。
日本国内では難しい表現を使えば、日本国内ではある程度、それで通用する。
ただ、海外では通用しにくい。
日英の翻訳というのは、日本人のクライアントを満足させること同時に、海外に出したときに成立してないとまずい。
そこの面倒さ、は英語が深くわかってないと理解できない。
僕は深くわかっているから、簡単な英語で表現するという主張に納得する。
ただ普通の日本人は、この本の内容が本当には理解できない。
実際英語がわかっている日本人というのは、ほとんど存在しないからね(笑)。
それに関連して、中途半端な外国人が、日本人の英語を批判した本というのもある。
これは、読んでも何の役にも立たないが、少し勉強した気分になれるというだけの、精神安定剤だ。
いくら読んでも、英語がうまくなるわけでもない。
だって、ほとんど日本語で書いてあるんだから(笑)。
書架にある本を漁っていくものがある。
ただ、ちゃんとした公共図書館にも、「トンデモ本」は結構あるよ。
それを言い出すと、いろいろ問題が起きるからね。
ここではそこまで踏み込まないでおきたい。
今回は「一発屋芸人列伝」をリクエストして、3か月くらいで届いたのかな。
一日で(正確には3時間で)読み終えたが、書評にあるほど面白くも深くもない本だった。
内容は期待外れだったが、リクエストした本が届いて、到着したその日に読み終えたというのは、気持がよかった。
それでわざわざ書いておきます。
□ 旅行掲示板には、友達がいなくて、友達を欲しがっている人が多いような気がする。
僕はとにかく毎朝海外旅行掲示板を読むのが習慣だ。
実際インターネットはほとんど見るところがなくて、ある部分を読むことを習慣にしなければ、わざわざすることもないしね。
とにかく世の中のできごとを、ひととおりニュースサイドでチェックする。
そのあと、自分の旅行記に手を入れて、アップする。
これが僕の毎日の活動だ。
海外旅行掲示板もチェックするが、目新しさもなく、面白い情報もない。
最近気が付いたのが、海外旅行掲示板で、旅友を求めている人が減って、ただの友達を求めている人が多いこと。
昔は、一緒に旅する人を募集している人が多かったが、いまはただの友達を求めている。
だから、行き先はどこでもいいようだ。
海外で一緒に食事をしませんかとのお誘いがある。
でも、日本国内で友達のいない人が、海外を口実にして食事相手を求めるというのは、危険ではないのかな。
危険と言って僕が考えているのは、強姦されるかもしれない、とかそんなことではない。
話が面白くない人と食事をすることになったら、これはまさに地獄だからね(涙)。
普通の人は、話が面白くなくても(普通の日本人の話は面白くないわけだが)我慢することを社会生活の中で学んでいるだろう。
でも、わざわざ海外へ出て、待ち合わせて会って、食事をする相手が、退屈な人間だったら、悲劇どころでは済まないよ。
お金をかけた海外旅行が大失敗に終わるわけだ。
それはまあ、普通の日本人が面白くないと、本当に理解してないと意味がないわけだが。
日本人はだいたいつまらないわけだが、海外旅行は面白いので、海外で偶然に出会った日本人との間で、面白い話をしたり、面白い状況ができたりする。
でもそれは、海外という状況の中だから起きることで、日本で再会しても、海外のように面白くはない。
仕方がないんだよ。
ただ友達が欲しいからという動機で、海外で食事相手を求めるのは、基本的に無駄で無意味だと確認してほしい。
それよりも、自分を好きになることだ。
自分を好きになると、旅先のいろんな状況で、自分が何を考えどう行動するかを興味深く考えることができる。
自分を友達にして、自分に興味を持つことが、旅を楽しむコツなんだね。
人は自分一人でいることに満足を感じなければいけない。
誰かに頼るようでは、その出会いがどんなに楽しくても、本物ではない。

□ 「誰がテレビを殺すのか」は間違い。「誰がテレビを殺したのか」にすべき。

僕はテレビを持ってない。
だからほとんどテレビを見ていない。
YOUTUBEにアップされたもので、興味があれば見るだけだ。
いまでは、TVerなどでも結構な番組が、配信されているが、見たいとも思わない。
僕の中では、テレビはすでに終わっている。
「誰がテレビを殺すのか」は、図書館で借りて読んだ。
何か一つでも面白いことが書いてあれば、話のネタになると思ったからだ。
しかし、中身はスカスカで、時代遅れで、新しい展望もない。
著者は、NTTの「iモード」を立ち上げた一人だということだが、これだけが自慢みたいで、思い出話が多い。
だいたい僕は、「iモード」の時から、これは失敗すると考えていたのだから。
そのあとの「Lモード」の発表をテレビで見て、失敗確実なプロジェクト責任者に任命されるとは、懲罰人事ではないかと思ったくらいだ。
iモードは海外展開ができず、基本的に日本だけの規格となって、消えた。
つまり、世界的な視野が全くなくて、最初から失敗すること必然のものだったわけだ。
その見通しのない著者が「テレビにはまだ未来がある」と書いたからって、お笑いでしかない。
日本社会は、「iモード」が無かった方がよかった。
NECも中途半端に日本国内向けのPCを作らなければ、よかった。
結局、小手先のことをやるのはある程度上手だが、本質的なことが日本人はダメなんだよ。
僕はそこは見通せてる。
その僕が言うが「日本のテレビはすでに終わっている」。


□ 図書館にちょうど一年前にリクエストしていた本が、届いた。
一年前の2017年7月25日に図書館にリクエストしていた本が、約一年後の2018年7月26日に届いた。
正直、たいして興味がある本ではなかったので、リクエストして放ってあった。
僕がリクエストしたのは、多分週刊誌の書評を読んだからだと思う。
この本はテレビでも取り上げられて、 2017年の半ばくらいに、話題になったようだ。
本は、「会話もメールも英語は3語で伝わります Simple English for Everyone」(中山裕木子著)。
なかなかよくできた本で、読みごたえがあった。
ほとんどは僕が考えていたことと一緒だが。
ただ、僕は同じことを考えていたので、本の内容がよく理解できる。
しかし、英語が理解できない人にとっては、著者が言いたいことが、わからないだろう。
そこが日本の英語教育の根本的な問題なのだが。
正直、「これはいい本だ」と考えた後で、「いい本だが、実際には使えない」と考え直した。
日本人の英語レベルを上げるためには、(僕が以前から言っているように)テレビラジオで、英語専門の放送を垂れ流しすればいいだけなんだが。
日本人というのは、とにかく本質的なことから逃げて、どうでもいいことをああでもないこうでもないといじるのが得意だ。
日本人は、仕事をしているふりをすることだけが上手で、本当の仕事はしない。
それが日本人の致命的な欠陥なんだね。
参照:「日本人が英語を喋れない根本的な理由」


□ 旅の基本は一人旅なので、一人旅を楽しめないと意味がない。
僕は最近youtubeで婚活動画を見て、頭の中でツッコミを入れるのを、習慣にしている。
次には、海外旅行サイトを見て、面白そうな質問には答えたりする。
しかし最近、海外旅行掲示板には、海外旅行の質問はない。
現在の海外旅行掲示板では、海外旅行の旅友募集が中心になっている。

海外旅行の疑問は、ネットで調べれば、だいたいのことはわかるしね。
ただ、ネットには情報があふれているので、その中から正確なものを選び出すのは大変だ。
普通の人は、ネットの迷宮に迷い込んでしまって、ネットは役に立たないことを悟るだろう(笑)。
正直ネットにはクズ情報や勘違いレポートや、間違いが多すぎて、落とし穴だらけだ(涙)。
海外旅行のきちんとした情報を得るためには、信用できるガイドブック「LONELY PLANET」を一冊読んで、あとは常識を使うこと。
常識さえあれば、ガイドブックは読まなくても、旅行情報は得られる。
正直、海外旅行の内容を誰かに相談すること自体が、間違っているというか無駄なことなんだ。
海外旅行の質問自体が、無駄で無意味なことなんだよ。
海外旅行掲示板では、だから、一緒に旅に出てくれる人を求める「旅友募集」であふれている。
それか、海外の町で一緒に食事をしませんかという、お誘いだ。
僕の経験でいうと、旅先で日本人旅行者を見つけて、話が合いそうだったら、一緒に食事をすることは、ごく普通のことだ。
僕の旅行記を読めば、その具体例(どうやって旅友を見つけて、どう声をかけ、食事に誘い、話を盛り上げたか)がたくさん書いてある。
その例としては、「テルミニ駅で、出会った離婚妻に声をかけて、盛り上がった話」「シャルトルの大聖堂で出会って、外資系OL「ニューヨークで出会って、数日一緒に観光したワーホリ女性の話」などがある。
「上海ではバンドのフードコートで日本人旅行者の話を聞いてあげた話」なんかがある。
もちろんこれはごくごく一部で、僕の旅行記には、すべての出会いが、危なくない程度に自己規制をして書いてあります。
とにかく世界中どこへ行っても、旅仲間は見つかるものです。
ホアランポーン駅で軽く飲み相手を見つけた時なんかは(何人か日本人旅行者はいたわけだが)顔つきを見て、話が合いそうな人を一人に決めて、声をかけて、駅横の屋台で、店主のてっちゃんと盛り上がったものだ
旅行者というものは、他の人の顔つきを見て、常にどういう人間か人物を評価しているわけだから、顔も見ずに(性格を判断せずに)付き合う約束はしない。
顔も知らない人と、わざわざ時間を決めて、食事をする約束をしても、約束が守られる保証もないし、そんな出会いが面白いはずもない。
日本人は、とにかく誰彼構わず、友達が欲しいようだ。
でも、旅友は、続くものじゃない。
万が一本当に気が合う旅友ができたとしても、日本で再会したら退屈な普通の日本人に過ぎない。
だから、旅に出るのは最初から一人に決めておけばいい。
旅先で声をかけて、食事相手や飲み仲間を見つければいいだけだ。
もし本当に日本人がいないようなところでは、一人でいることを楽しめばいい。
一人でいることを楽しめれば、旅先の出会いも何倍も面白い。
少なくとも旅先の出会いは、運命に任せればいい。
運命に任せること。
運命を信じること。
これが、人生であり、旅そのものなんだね。



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