世界旅行者のひとりごと・目次
□ 今日は、「麻布十番納涼祭り」の初日だ。(2014/08/23 )
昼ごろちょっと小雨がぱらついたが、今はおさまってるようだ。
そんなに暑くもないので、ちょうどいいのではないでしょうか。
でも僕は行きませんけどね(笑)。
いろんな想い出があったね。
次は、016になります。
□ これだけは知っておきたい日露戦争の真実―日本陸海軍の「成功」と「失敗」

著者は、司馬史観に反発しているらしい。
でも、今では、日露戦争は、日本は負けてたかもしれないというのが定説。
ロシアの国内事情がいろいろあったのだろう。
ただ、わざわざ本を一冊書くほどの物でもない。
例えば、日露戦争が終わらずに続いた場合は、どうなっていたかとか、そういう考察ができたら、もっと売れていただろう。
でも所詮、学者の本なので、一般受けしない。
という感想でした。
□ 指原莉乃の「逆転力」を新宿紀伊国屋南店で、買って読んだ。
指原莉乃の「逆転力」。
僕は、雰囲気から売れるだろうと思った。
話題の本が、税込み、800円だからね。
新宿紀伊国屋南店に、電話をかけて、取り置きしてもらった。
新宿に行って、地下鉄に乗って、ぐるりと大回りをして、家に帰るまでに読み終えた。
インタビューを起こしただけだから、それほど深い文章ではないよ。
ただ、さっしーがそのインタビューで語った内容は、とても参考になる。
世渡りという意味でね。
でも、800円で、これだけの内容ならば、買うだろうね。
というか、若い人は、内容の深さに、気がつかないだろう。
□ 「作りすぎ」が日本の農業をダメにする
なんか、一般的に僕らが思っていることは、ほとんど間違ってるみたいだね。
データをちゃんと読み取れば、正しく判断できるのに、バイアスのかかった情報がたくさん流れていて、それに惑わされている。
日本で常識と考えられている考え方は、たいてい間違ってると、最近次々に明らかになっている。
やはり、日本のメディア、特に、NHKや朝日新聞からは、距離を置いた方がいい。
一読をオススメします。
こちらもどうぞ。
□ 「世界のホテルで王様気分を味わう方法」を読んで、なるほどと思うことがあった。
いつものように図書館で、あちこち見ていたら、 「世界のホテルで王様気分を味わう方法」という本を見つけた。
著者はピーターグリーンバーグと言うアメリカ人で、かなり金のかかった旅をする人。
アメリカのビジネスマンが、一流ホテルに泊まるというタイプの旅についてのウンチク。
だから、日本人のバックパッカーには縁がない。
ただ、「インターネット予約は得策か」という話で、ホテル側とネット側とのお金の取り分の話は、面白かった。
日本でも、ホテル予約サイトがホテルに対して大幅な料金引き下げを求めて、ホテル側が拒否するという事件があった。
ホテルとしてみれば、インターネット予約サイトを通さずに、直接お客さんに売った方が儲かるわけだ。
予約サイトは、ホテルの部屋を出来るだけ安く仕入れて、それに利益を載せて売る。
その力関係があるわけだね。
その話を、例を挙げて、詳しく書いてあったのが興味深かった。
そのほかの話は、あんまり面白くもなく、役にも立ちませんでした。
□ 日本人の旅行本は、あいかわらず、知的ではないね(笑)。
図書館で、旅行関連の本をチェックしていたら、「50歳からの海外旅行術」と、「ガイドブックにぜったい載らない海外パック旅行の選び方・歩き方 」を見つけた。
どちらも、パック旅行を中心に、海外旅行のウンチクを語ったもの。
図書館で借りて読むには、(自分のお金を使わないならば)、気軽に楽しく読めます。
旅行本は誰でも書けるのが特徴。
だから、自分の体験だけを書くなら、どんなものでも面白い。
ただ、中途半端に海外旅行をわかったつもりで、ウンチクを披露しているのが、恥ずかしい。
自分は何にも知らないってことが、理解できてないんだ。
例えば、今ではトラベラーズチェックを使ったことがない人がほとんどだ。
一週間程度の観光地に行くなら、クレジットカードと小額の現金で、やれる。
だからといって、トラベラーズチェックが時代遅れだというのは、間違ってるんだ。
それでは、どういう場合にはとても便利で安全だと、考えなきゃダメなんだが。
何も考えないからなー(笑)。
本を書く人も素人で、読者も素人、知的レベルも低い場合、本当に低レベルの本が出来てしまう。
まあ、日本人は、いつまでも進歩しないからなー(涙)。
だから僕は、日本人には、海外旅行は向かないと思うね。
これからも、定年退職して、お金と暇がある人たちが、たくさんの旅行本を書くでしょう。
でも、旅行本を書くなら、自分の経験の範囲で書かないと、恥ずかしい本が出来てしまいます。
注意してください。
□ 「最初のインド旅行」を再開しました。
いろいろな事情があって、「最初のインド旅行」を最後まで書いてませんでしたが、完成させようと思います。
この旅は、1984-1985でしたから、いまから30年前のことです。
ただ、その後インドへ行った僕の体験で考えると、30年前の方が、旅行者も個性的で、面白かった。
騙しなんかも素朴なものだったし、旅もカンタンだった。
いまは、インドの旅も複雑になって、飛行機を使ったりする。
すると、旅は楽になるかもしれないが、インドをスンナリと楽に旅しても、何も残らないのでは。
また、旅は、人との出会いが、興味深いわけだ。
ネットで調べまくって、要領よく旅をしても、出会うのは、同じような要領のいい旅行者だけだ。
これでは、ちっとも面白くない。
でも、30年前のインド旅行をした僕は、30年前のインドを語ることができる。
これって、とても貴重なことだと思いますよ(笑)。
再アップするときは、あちこち手を入れてますから、一度読んだ人も、じっくり読み返してください。
□ デジタル(メール)よりアナログ(音声通話)がいい。
僕は、処理してないメールがいくつかあって、返事を書かないままそのままになっている(とても気にはなってるが)。
メールの返事を考えるのが、一仕事なんだね。
今朝もそういうことをぼんやり考えていた。
すると固定電話が鳴って、知っている人からだった。
で、話をしているうちに、お会いする日時が決定した。
これって、とても単純明快な話。
ということは、全部、メールを止めて、電話で話をすれば済むことではないかな。
いちいちメールをやり取りしなくても、電話で、「いついつ会う?」ですぐに決まってしまう。
メールは、不便なものだよ。
まともなひとは、使わなくなるのでは??
□ 「フェイスブック」と「Google+」と「ツイッター」に、旅行記を推敲して、一応完成したものをアップしてます。
僕のメインサイト「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」は、しばらく放ってありましたが、いまは毎日活発に更新してます。
昔の旅行記に手を入れて、一応納得できる形にして、再度、サイトにアップする。
その旅行記を「フェイスブック」「Google+」「ツイッター」に、アップする。
今日は、フェイスブックに、『居心地のいいホテルに泊まってても、昼間の居場所がなく、食事がおいしくなくて、面白い日本人旅行者もいないので、長期滞在できない』をアップした。
なるほど、フェイスブックをサイトに貼り付けると、こうなるのか。
はじめて知りました。
それから、Google+に「バンジュルの海岸の朝」@ガンビア/西アフリカ をアップ。
https://plus.google.com/104916295103333339408/posts/1a8traygUeD
ツイッターに、「ニジェール川@コリウメ(トンブクトゥ)/マリ」をアップ。
https://twitter.com/midokutsu/status/491369656062865408
というふうに、3つの旅行記に手を入れて、僕のメインサイト「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」にアップ。
その旅行記を、一つずつフェイスブックと、Google+と、ツイッターにアップしてます。
なぜこんなことをするかというと、旅行記に手を入れたら、それをみんなに知らせたいという気持ちがあるから。
また、例えば僕のGoogle+には、フォロワーは40人程度しかいないのだが、ある旅行記が、グーグル検索で上位に来てた。
ツイッターのフォロワーは、いまちょうど200人みたいだが、だいたいこの付近を上下している。
フェイスブックには、友だちが一人だけなんだよなー。
どういう理由かわからないが、検索で引っかかるということは、意味があることだからね。
僕の旅行記は、ある時代の日本人の旅行を描く、歴史的な価値もある。
できるだけ、みんなに知ってもらいたいよね。
また別に、思うことは書きます。
□ 「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」を整理してます。
「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」をしばらく放ってありましたが、また、あちこちに手を入れてます。
その手を入れた旅行記は、メインサイト(「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」)のトップページに載せますので、気になる人はチェックしてください。
すでに書いた旅行記でも、文章に手を入れてわかりやすくしてます。
「はてなダイアリー」へのリンクが書いてあるものと、リンクがないものがありますが、リンクがないものが新しいです。
基本的には、手を入れたときに、はてなへのリンクを外しています。
ニューデリー駅では、詐欺師の大群をいなして、外国人予約窓口で翌日のジャイサルメール行き寝台車(3A)の切符を購入する
は、かなり昔から、あちこちで引用してますし、読者も多いページです。
今日、さらに少し手を入れて、はてなリンクを消しました。
あんまり大きな動きはなくても、深く静かに変えてますから、注意してください。
□ 「ジャパネットたかた」の時代が、過ぎ去ったのでは?
ジャパネットたかたの高田社長が、東大出の息子に社長を譲るというニュースがあった。
誰でも、以前から考えていただろうこと、「ジャパネットは、将来どうなるんだろう?」。
ジャパネットは、高田社長のキャラもあって、信用できる会社だと思う。
アフターサービスや、問い合わせに対しても、きちんと対応してきた。
情報流出の件でも、すぐに適切な対応を取った。
でも、デジタルテレビの需要がなくなったら、売るものがない。
しかも、いままで売ってきた物も、本当に必要なものではなかった。
思い出すと。
カラオケ(マイクのやつ)
電子辞書
ビデオカメラ
テレビ
コンピューター
ケルヒャー?のジェット噴射の洗浄機
なんかがあった。
でもこれ、別に必要ないものだよ。
ジャパネットたかたのビジネスモデルが、ダメになっている。
新しいことができるか?
まだお金があるうちに、投資会社、資産運用、資産管理サービスを始めると思う。
というのは、客は基本的に、家も財産もある高年齢者層、だとおもうしね。
□ 谷本真由美の日本に殺されず幸せに生きる方法 (あさ出版電子書籍) を読む。

『日本が世界一「貧しい」国である件について』に続いて読んでみました。
こちらの本が、わかりやすく、具体的で、面白かった。
一気に読めました。

谷本真由美さんの書いていることは正しい。
正しいが、普通の人にはかなり難しい。

谷本さんに対する反発が多いのは、みんな正しいとわかっているから。
でも、普通の人が、日本社会で実行するのは、なかなか大変。

そこが問題なんだろう。
「本気でやれば英語は3カ月で身につく 」という話も、間違いではない。

英国の語学学校も、3か月コースで学ぶ人が多い。
そこで、外国人の友だちを作って、朝から晩まで英語漬けになって、驚くほど進歩する人がいる。

でも、普通の日本人は、日本人とばかり付き合ってるから、クラスルーム以外で、英語をしゃべるチャンスがない。
まあ、日本人は、最初から、英語が上手になる勉強をしてないけどね。

普通の日本人は、英語を勉強するにしても、明確な目的意識がないので、何十年たっても、進歩しない。
それは、本気でやってないからだ。

スペインやイタリアの労働、経済状況は、興味深かった。
なるほどと、思い当たることがたくさんある。

日本はどうしたら変われるか。
単純な話、日本人がもっといい加減になればいいんだよ。

いい加減じゃない人が、この本を読むと、怒るのは当然。
でも、いい加減にならないと、病気になったり、カローシするかもしれない。

□ 千葉敦子「乳ガンなんかに敗けられない」を読む。

千葉敦子については、僕は同時代的に、彼女のガンやガンの再発などの記事を読んできた。
「乳ガンなんかに敗けられない」には、その最初の、ガンが発見されて、都立駒込病院で手術を受けるところなど、詳細に書いてある。
この本を読んだのは、今回が最初だが、想像していた内容とはかなり違った。
もちろん、ガンの検査や、入院、手術、そのあとの経過についてはちゃんと書いてあるが。
僕が感じたのは、病気のことではなくて、その背後にある社会の状況。
そのころの日本社会の雰囲気が読み取れるのが興味深い。
例えば、外国人ジャーナリストがたくさん日本にいる。
いまだと、有能なジャーナリストはみんな、中国に行ってるのでは?
つまり、日本社会に活気があった時代の話だ。
千葉敦子さんは、日本企業の経済記事などを、英語で、海外の雑誌にレポートしていたりする。
しかし、いまだと、日本企業の活動も低下して、記事も売れないのでは??
海外からの有能なジャーナリストも、日本からいなくなっているかも。
彼女はまだまだ若く(40歳)、体力もあり、フリージャーナリストとしての活躍もしていて、日本人外国人を問わず、友人知人が多い。
家族の助け合いもあり、お花のプレゼントも山のように来る。
乳がんの早期発見だから、正直、本人は、あまり危機感を持っていない。
乳がん手術をレポートしようという考えで、胸を出した写真まで撮っている。
それはもちろん、乳がんに正面から向き合って、戦う決意を固めているからだね。
時代が、バブル前で、昇り調子のころだ。
その時代の気分が、本の中に詰まっている。
ところで僕がこの本を読んだのは、近藤誠医師の著作を読んだから。
近藤医師の考えによると、早期発見しても、死ぬ確立は、下がらないとか。
小さなガンを早期発見しても、意味がないという風なことが書いてある。
そうなると、「ガンと戦う」という、千葉敦子さんのスタンス自体が、意味がないことになるわけだが。
抗がん剤を使わずに、放射線療法で、表面だけ叩いたとしたら、そちらが、楽で、長生きしたのだろうか?
難しい問題だね。
□ いま、旅行記を整理しています。
「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」で、過去に書いた旅行記を読み返して、文章に手を入れて、再アップしています。
「北米一周グレイハウンドの旅」は、すでに書いてますが、文章がおかしいところ、情報が足りないところなど補ってます。
あと、中米旅行記とか、南米旅行記とか、気がついたところに修正を入れたりしてます。
トップページに修正部分は乗せてますから、そちらをどうぞ。
だいたい、はてなのリンクがない場合は、修正後の旅行記です。
ただ、修正したあとも、読み返して、さらに手を入れていることはよくあるので、注意してください。
□ 千葉敦子の「ちょっとおかしいぞ、日本人」を読む。
ちょうど、谷本真由美の『日本が世界一「貧しい」国である件について』を読んだばかりだった。
こういう海外体験者が日本を見て、世界とのズレを指摘する本というのが、一つのジャンルとして存在する。
がんのことで、千葉敦子の本をチェックしていたら、彼女の「ちょっとおかしいぞ、日本人」を見つけたので、読んでみました。
どちらの本も、辛口エッセイで、納得できるところが多い。
ただ、こういう本を読んでも、日本は変わらない。
昔は、「日本人は、もっと変化して、海外にどんどん出かけて、国際的な人間になるだろう」などと思っていた。
でも、日本人は海外ではやっていけないと、わかってしまったよ。
海外に出ていても、日本のことを考えているし、日本語情報に頼っているからね。
結局、日本人は、「変わっていこう」から「変わらなくてもいいんだ」と方向転換をした。
それが、もちろん楽だからね。
それと、日本人は率先して変わることが出来ない。
だから、みんなと一緒なら変わるんだけどね。
日本人は、自分からは、変わらないし、変われないんだよ。
敗戦後のように、みんながいっせいに変化するときは、変わるんだけれど…。
僕が、長い旅の中で、悟ったことだね。
僕はバブルの絶頂期に、世界一周旅行をして、海外でいろんな日本人とであった。
日本企業の海外支店で働いている、日本人の若者とも話をした。
その結論は、「日本人は、海外でやっていけない」ってこと。
日本人は、日本的な考え方をする、日本人の中でしか生きられない。
海外の労働者も、受け入れない方がいい。
日本人は、日本社会の中でないと、落ち着けない。
だから僕が言うように、「日本人は、日本列島の中で、静かに穏やかに、滅びていけばいい」と思っている。
□ 千葉敦子さんの、「ニューヨークでがんと生きる」を読んだ。
近藤誠医師の「抗がん剤は効かない」を読んで、ニューヨークで亡くなったジャーナリスト、千葉敦子さんを思い出した。
彼女の本を、何冊か図書館でリクエストして、最初に手許に届いたのが、「ニューヨークでがんと生きる」でした。
1983年の体験を、1986年に出版した(もともとは、雑誌に書いた記事だから、発表はもっと早いが)もの。
千葉さんが1986年に3度目のガン再発。
亡くなったのは、1987年7月9日だ。
僕が最初の世界一周旅行に出たのが、1987年9月7日なので、9月7日と7月9日は、なんらかの関係があると誰でもおもうだろう。
僕がニューヨークに最初に滞在したのが、1988/10/22-1988/11/09だった。
「ニューヨーク秋物語」に、その時代のことは書いてあります。
千葉敦子さんが書いている、当時最先端の「がんの化学療法」というのが、「抗がん剤治療」だ。
抗がん剤治療が苦しい話は、本にも書いてある。
そこで僕は思うが、千葉敦子さんは、抗がん剤で長生きしたのだろうか、ということ。
こんな単純な疑問にも答えられないなら、医学とは、当てにならない学問だよね。
引き続き考えてみたい。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13820/1404498782/
□ 谷本真由美バッシング自体が、興味深いね。

谷本真由美は、海外留学して、いまは海外で働いているみたいだ。
本の内容は、海外に出たことのある日本人が誰でも語るようなことで、特に目新しいことはない。
何度も何度も繰り返して書かれる、手垢のついた、「海外体験者による日本社会批判」だからね。
ところが、アマゾンで、読者の書評をチェックしたら、好評と、悪評に、キレイに二分されている。
普通の人は、つまらない本だと思っても、読み捨てるだけで、わざわざ批判を書いたりしないもの。
悪評を書くということは、それだけ思い入れがある、心を動かされたってことだろうね。
僕が思うに、谷本真由美を批判する人は、「これだったら自分でも書ける」と考えたんじゃないかな。
自分でも書けるようなことを書いて、本が売れている著者に対する、嫉妬心だろう。
まあ、それこそが、日本人の持つ横並び主義なんだけどね。
つまり、自分は思っていることを外に出さないが、表に出した人に対して、「誰でも(自分も)考えていることで、ちっとも新しくない」と批判する。
でもその考え方自体が、日本人そのものなんだね。
自分が典型的な日本人的思考方法、日本人的行動様式をとっていると、自白しているわけだ。
で、谷本真由美は、ネットに慣れているらしいから、敢えて、怒らせるような書き方をして、本を売ろうと考えているのだと思う。
だから、低い点数をつけて書評を書くこと自体、利用されているわけなんだよ(笑)。
□ 「抗がん剤は効かない」を読む。

昨日、某図書館の書架の間を、ふらふらと歩いていた。
すると、近藤誠医師の「抗がん剤は効かない」を見つけた。
借りて、いま読み終えた。
内容は、僕は以前から知ってたけどね。
報道によると、最近の医者も金儲けに走って、ウソのデータを作って、製薬会社から金をもらうという構造があるようだ。
日本のがん治療も、抗がん剤も、その迷路に入っているらしい。
僕はガンになったとしても、積極的な治療はしたくないな。
それだけ(ガンに立ち向かう)の、根性がないもの。
一番悲劇なのは、下手に検診を受けて、うっかり早期ガンが発見されて、あわてて手術を受けて、後遺症に苦しむこと。
著名人で、ガンになって、最高の治療を受けたのに、急に亡くなる人もいる。
近藤医師の考え方では、「本物のガンは、すでに転移してるから治らないので、早期発見も早期治療も無駄」という。
これは、ある意味、安心する考え方だね。
ガンになったら、ジタバタせずに、死期を待って、出来るだけ快適に生きたらいい。
「死を受け入れる」という、日本人の死生観にも当てはまるのでは?
「ガンと戦う」というのは、欧米的な考え方だね。
アンジェリーナジョリーは、遺伝子検査で、ガンになってない乳房を切除したわけだから。
以前、千葉敦子さんの「ニューヨークでがんと生きる」なんかが話題になったことがある。
千葉敦子さんは、自分のガンについて、治療について、率直に語って、いろんな本を書いた。
それを読んだときは、日本のガン治療は遅れてるなー、と思ったものだ。
でも、近藤医師によれば、千葉さんの乳がんが本物のガンで、すでに転移していたのだとすれば、ある意味、諦めもつくかもしれない。
実際僕が、千葉さんの本を読んでいたとき、「前向きですごい人だな。僕には出来ない。僕だったら、多分諦めてしまう」と思った。
人はいつか死ぬわけだから、自分の死も、静かに受け入れることが、一番いいのでは?
□ 近所に、新しい建物ができた。

さて、これはなんでしょう。
□ 最初の世界一周旅行の経緯、なぜ、僕は2年8か月の世界一周旅行をすることになったのか。なぜ旅行記を書くのか。
http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/philosophy/my_first_world_travel_1987-1990.htm

□ やはり、人間は、地球上に生まれた限り、世界を見てまわろうと考えるのが普通でしょうね。
□ 世界一周旅行は、思っていても出来ない。でも、偶然に、チャンスが出てくるときがある。
□ 実際、世界一周旅行の準備というのは大変だ。
□ 旅の計画は、旅の中で考える。
□ 旅が終わったら、その旅の記録を発表するのが、世界一周旅行者としての義務だ。




□ 友達に連絡を取らなければと思いながら、何年も過ぎたなー。
僕には結構面白い友人関係があったのだが、僕から連絡を取らないので、疎遠になってる。
というか、実質的には、縁が切れてることも多い。

問題なのは、僕は、メールも、手紙も、読まないままにしておくことが多いこと。
それで、以前、連絡をくれた人に、「手紙は読んでないんだ」と言ったら、怒られた…(涙)。

でもまあ、人間だから、そういうことってあるよね。

読んでないメールや手紙を、一度、きっちりと整理しなければならないとは、思ってるんだけどね。
思うだけでやらないんだよなー(涙)。
僕に連絡を取りたい人は、ビールをおごってくれれば、ことわることない。
だから、メールや手紙や年賀状を出すより、電話をかけてくれればいいだけなんだけど。
□ 何かを選ぶ基準がない場合、選択肢が多いと、迷うだけ。
ノートパソコンのマウスが壊れたみたいなので、昔マウスを買った、TSUTAYAに行ってみたが、取り扱ってなかった。
近所の電気屋には、売れ残りのマウスが一個あるだけで、しかも高かったので、もちろん買わない。
ネットで調べると、定価3千円程度のマウスが、千円以下で売ってあった。
これを買えばいいわけだが、到着までに時間がかかったら面倒。
しかし、千円以下のマウスを買うのに、わざわざ大型量販店まで行くのも…。
他に何か用事があれば別だが、それにもちろん、マウスがなくても、ノートパソコンは使える。
で、コンビニの機械で、とっとと申し込んだら、翌日に到着しました。
これは便利だね。
いま、ショールーミング(showrooming)が問題になっているようだ。
店頭で品物を見て、実際は、ネットで注文する。
特に、洋書なんかは、大変だ。
アマゾンだったら、値引きして売ってるからね。
種類も在庫も豊富だし。
英語のガイドブックは、ゼッタイにアマゾンが安い。
ここまでは、ネットのいいところだ。
電化製品や、洋書のように、そのもの自体は、どこで買っても同じものが手に入り、違いは、値段だけならネットで買うのが一番いいだろう。
でも、選択の基準がはっきりしない場合、選ぶことができない。
その上、ネットに膨大な選択肢があったら、ネットは存在意味がなくなる。
わかりやすく、海外旅行のホテル選びを考えてみよう。
海外のある都市のホテルを予約する場合、自分でよく知っている場所で、泊まるホテルについて、ある程度の知識がある場合は、値段で決めていいだろう。
例えば、僕が2007年に泊まった、ロサンゼルスはリトル東京の「ニューオータニホテル」なんか。
この時は、泊まるホテルが決まってるので、値段だけで比較すればそれでよかった。
ところが、ロサンゼルスの知識がない人が、ロサンゼルスのホテルに泊まる場合、選択肢が多すぎるわけね。
土地勘がないので、どの地域に泊まったらいいか、わからない。
ネットの説明は、表面だけなので、どのホテルについても、当たり障りのないことが書いてある。
たまに、悪い点が指摘してあっても、それが信用できない。
普通の人は、泊まったホテルが少々悪くても、わざわざそれをネットに書いたりしないものだ。
逆に、商売敵が、あるホテルの評判を落とすために、わざわざ評価を低くしてるのが多いのでは?
また、いい評判を書いているのは、ホテルオーナーの友達だけってこともあるだろう。
基本的に、ネット情報は、裏読みをしなければ、とても危険なものだ。
すると、選択する条件がはっきりしないまま、ネットにある何百というホテルから選ばなければならない。
こんなことは不可能だ。
まともなガイドブックなら、あらかじめ調べて、いくつか選んである。
選択肢は多くないし、そのガイドブックの性格がわかっているので、頼っても問題はない。
結局、「ホテルを選ぶ」という行為をする前に、自分なりの判断力が前提としてある。。
ホテルのある場所やホテルの雰囲気や、宿泊者の性格(ホテルの性格)などの、知識が必要なんだよ。
それがないのに、選択肢だけが多い場合、実質的には、なんにも選べない。
結局は、値段だけで選んでしまうことになるが、そうすると、不便な場所のホテルになり、町の中心までタクシーで往復することになったりする。
だから、ネットで選ばずに、ガイドブックにあるホテルに決めたり、現地のホテル案内所で相談する方がいい。
こういう点でも、ネットは価値がないんだ。
ネットは、画像を加工できるから、部屋の写真などは、ほとんど信用できない。
狭い部屋を広角レンズを使って、広く見せることは、ほとんどのホテルでやっていることだ。
実際、そうしないと、部屋全体の写真が撮れないからね。
その知識があれば、ホテルの部屋の写真を正確に判断することができる。
また、ホテルスタッフが親切なのか、愛想が悪いのか、はゼッタイにわからない。
スタッフが、変に親切だと思ったら、日本女性専門の強姦犯だってことも、よくあるんだ。
「親切」という意味は、「なれなれしくて、あつかましく、プライバシーに干渉してくる、ウザッタイ人」と読めたりする。
中には本当に、夜になると部屋をノックして、誘ってくるスタッフがいることも、ちっとも珍しいことではない。
ネット情報は、実際は価値がない。
というのが、本当の話は、書いてないからだ(実際には書けない)。
ネットの意味のない、タテマエだけの情報をいちいち調べて時間を使うのは、意味がない。
何も考えずにさいころを振って決めたらいい。
または、自分で現地に行って、ホテルに飛び込んだり、旅行者に聞いたらいい。
ネットで、実際に役に立つ、価値のある情報が得られることなんか、ありえません。
□ 「韓国人による恥韓論」が人気みたいだが、韓国のことは、どうでもいい。

韓国論の本が次々と出版されているが、それは、売れるからだろう。
ただ、韓国については、僕はずーっと昔から、論じていたことを、確認してください。
いまさら、韓国について考える必要はない。
韓国は徹頭徹尾、反日だ。
だから、日本人は、韓国人を理解しようなどと、無駄なことは止めた方がスッキリする。
韓国人は、しつこく日本人を攻撃するから、ウザッタイけれど、反撃しなければならない。
個人でやるのは大変だから、そういう専門の組織を作って、韓国の反日宣伝に、次々と反撃していけばいいだけだ。
一般日本人としては、あくまでも韓国人と、表面だけの付き合いをしていればいい。
信用すれば、必ず裏切る。
それが、韓国人の本質なんだからね。
□ 便利そうだった「電子辞書」より、紙の辞書の方がよかった。
一時期、テレビの通販番組なんかで、電子辞書のブームがあったね。
「何冊分が、この電子辞書に入ってます(100冊くらいまで行ったのを覚えている)」という宣伝で、買った人も多かったろうが、使い方をわからないまま、行方不明になってるのでは?
実際に電子辞書を使いこなした人なんか、いるのかな。
想像も出来ない。
結局は、単語は、自分の頭の中に入ってないと、使えないものだ。
どんなに時代が進歩しても、自分で覚えるしかないのが、楽しいところかな。
本格的な英語力は、英語の本を読まないと、進歩しない。
英語の本を読むのは大変だ(涙)。
なんか、結局、世の中って、便利になったようで、ちっとも便利になってないね(汗)。
それが世の中なんだけどね。
□ 韓国人は、韓国が大嫌いだけれど、韓国から離れられず、日本人を裏切る。
韓国人は、人懐っこく振舞うのは上手だ。
それは、国が常に侵入を受けていて、愛想よくなければ、殺されたからだね。
でも、本心から親しくなることはない。
だから、海外旅行という面から見れば、旅先で韓国人と出会って、親しくなり、一緒にワイワイやることはよくあるんだ。
とにかく韓国人は、海外に出てるからね。
僕が思い出すのでも、ケニアのナイロビで、レストランを開いていた韓国人の娘さんと、話をしたことがあるよ。
ロサンゼルスのオモチャ街(トイストリート)は、韓国人だらけだ。
また、服屋街にも韓国人が多い。
で、適当に話をしていると、楽しいんだが、でも基本は反日だった。
例えば、韓国語で日本人の言い方なんかを聞いて教わって、それを覚えた。
すると、そのいい方が、日本人を馬鹿にしたようなフレーズだったよ。
つまり、ニコニコしていながら、常に反日、それが韓国人だ。
時間潰しに、旅先で、付き合うには、気楽でいい。
でも、ゼッタイに、信用はしないようにね(笑)。
□ 世界一周旅行記に細かく手を入れています。
「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」の旅行記を、「最初の世界一周旅行」の行程で並べていたりする。
でもこれは大変だよ。
書き残している部分は、正直、それほど面白くないから書いてないわけだしね(笑)。
中南米一周旅行は、面白かったから全部書いてる。
「ホテル加宝」物語シーズン2は、あんまり書いてない。
これは、毎日のんびり過ごしてたわけなので、面白かったけれど、書いても伝わらないだろうし。
「朝起きて、シャワーを浴びて、トイレに入って、ロビーで朝食を食べて、誰かいたら、だらだらした話をして、昼ごろまで過ごす。ビールを飲みながら、ホテルの部屋で本を読みながら過ごす。読み終えた本を持って、図書館へ。日本の新聞や雑誌を見て、新しい本を借り出す。ヤオハンでビールと、弁当を買って夕食にする。部屋で夕食を取って、誰かいないかと、ロビーに下りると、アメリカ旅行に来たばかりの日本人がいたので、旅の話をする。適当に盛り上げたところで部屋に戻り、コロッと寝る」
これを毎日書いても仕方ないと思うが。
でも、典型的な一日というものを、記録しておくのもいいだろうね。
あまり期待しないで、お待ちください。
□ オーストラリア旅行記の目次を独立させたが、旅行記が少ないなー。正直面白くなかったからだけど。
「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」の旅行記を整理しているが、この整理自体が、ものすごく大変だ。
旅行記を書くことよりも、旅行記の目次を作ることが大変なのは、旅行記が多いからだね。
正直、僕の旅行記は、膨大なものだ。
ただ、旅行記を整理して、目次を作らないと、その旅行記は誰にも発見されないことになる。
これは難しい問題だ。
僕自身にも、確実に書いた記憶があるのに、どこにあるのか、わからないままになっている旅行記がある。
それと、「オーストラリアの旅行記」はあんまり書いてないのに気がついた。
これは正直、旅行が面白くなかったからだけれどね。
オーストラリアは、とにかくだだっ広くて、見るものがない。
僕が行ったときは、1990年の春休みの時期で、日本人学生が多かった。
特に変わった話もなかったが。
でもまあ、ぼちぼち書きましょうかね。
□ #1 / #2 / #3 / #4 / #5 / #6 / #7 / #8 / #9 / #10 / #11 / #12 / #13 / #14
連絡は、sekairyokosha@hotmail.com へどうぞ。
僕のメインサイトは、「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」です。
このサイトのトップページは「世界旅行主義」です。
AKBメンバーについても、旅行哲学してます。
掲示板:いろいろ考えてみる
掲示板:海外旅行情報まとめ